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東海愛知新聞連載№1 2018年5月13日

機会を頂き、地元岡崎の東海愛知新聞一面にて『三河はでっかいキャンパスだ!!』という連載を毎月書かせていただきます。記念すべき第1回目は、

「まちづくりと教育が仕事の25歳」

特定非営利活動法人(NPO法人)は、一九九八年に施行された法に基づき「特定の公益的・非営利を行うこと」を目的とする法人です。日本には五万ほどあり、私は愛知県三河地方で教育目的の事業を運営している「NPO法人コラボキャンパス三河」で働いております。

岡崎市康生地区に事業所を構え、専属職員は代表と私しかいない小さな団体です。


しかし、毎年約三千人の小中学生・高校生・大学生が私たちの事業に参加しています。

その中でも今回は、私たちが九年前から行っている「マーブルタウン」についてご紹介します。

この事業は、小学生が仮想のまちに入国し、ハローワークで仕事を見つけ、銀行で給料をもらい、納税をし、国王選挙で国王を選び、役所で出展料を払うと起業もできるという子どもための、子どもだけの数日間限定のまちです。

まちの中では日本円ではなく、疑似通貨「マーブル」を使います。


マーブルは日本語で大理石を意味します。多種多様でユニークな子どもたちのが集い、自主性と主体性をもって交ざり合いながらまちを創っていく光景は美しい大理石に例えています。

一般の大人は立ち入ることはできず、各事業で仕事を教えるのは高校生・大学生のボランティアスタッフです。将来教師や保育士を志す学生など、これまで二千人を超えるボランティアが参加しました。

中には大学生自ら手を挙げ、マーブルタウンを主催したいと大学内でサークルを立ち上げるケースも出てきました。私たちと協働のプロジェクトとして岐阜大学・愛知淑徳大学・愛知学泉大学・愛知学院大学で開催してきました。

このような活動を通して、私たちは地域の中に子どもたちのキャンパス(学び場)をつくりだすことを使命としています。そこには誰もが持っている知的好奇心を楽しく行動に起こせる場と、若者にとって「あんな存在になりたい」と思える人生の先輩という存在を必ず用意しています。
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※過去のマーブルタウンの様子

「公的な教育機関があるのに、なぜNPOがやるの?」と思う方がいるかもしれません。


日本国民の三大義務として教育、勤労、納税があり、全国民が学校にて義務教育を受けます。しかし、偏差値やテストの点数での評価測定や学力を一元化するための授業がほとんどです。そこには、現代のグローバル化や今後の社会で活躍するために足りない要素があると考えます。

私自身が中学二年生の頃に不登校になり、誰とも話せず家に引きこもる生活をしていました。四年間をへて、私のことを誰も知らない世界で人生をやり直したいと考えたのがきっかけで、米国の大学で学ぶ機会を得ました。

そこには多種多様な人種が、臆することなく好奇心旺盛に学んでいたのです。日本と比べて歴史の浅い米国が、世界一の経済大国になったるゆえんを目のあたりにした感覚がありました。

自分の経験から、これからの少子高齢化やグローバル化という社会で生きていく子どもたちのために、日本でも新しい学びの仕組みが必要だと考えるようになりました。しかし、私たちだけでは考えを形にすることはできません。

行政、学校、社会、そして一人一人のまちの皆さんの協力があってできることです。


これからすこしづつ形になっていくこと、これから人生の先輩となっていく私たちも、より豊かな生活を送ることができると思うのです。そのような志を抱きながら生きていたら、同じ志を持つこのNPOに出会い、岡崎のまちは私にとって自慢の古里になりました。

「三河はでっかいキャンパスだ!」という夢を掲げ、日々活動しています。多くの方に知っていただき、応援してもらえたら思いで綴っていきます。温かく見守っていただけたら幸いです。

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三河はでっかいキャンパスだ!!

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   愛知県岡崎市康生通南3-20 ステージビルⅡ 3F


NPO法人コラボキャンパス三河HP
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